歯ごたえの秘密

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こんにちは。明るい春の日差しがキラキラと差し込み、例年よりも早く開花が始まった桜の花びらが日本列島にひらひらと舞う、美しい季節となりました。

キラキラ、ひらひら…と、日本語には色々な擬音がありますが、食に関するものもさまざまあります。

例えば「シャキシャキ、もちもち、プリプリ、さくさく、パリパリ、つるつる、パサパサ、ねばねば」

…これだけで私たちはその食べ物がどんな食感なのか想像することができます。では、その「食感」は、どうやって感じているのか考えたことはありますか?

食感のうちの「口当たり」や「のどごし」のような部分は舌やお口の中の粘膜が感じ取っています。それは何となくわかりますね。

では、「歯ごたえ」は?これも舌や粘膜なのでしょうか?

答えは「歯根膜」歯根膜とは、「歯の根っこ」と「歯を支える歯槽骨」の間にある薄い膜のこと。

歯根膜は、歯の根と歯槽骨をしっかり結びつける役割や歯槽骨に刺激がそのまま伝わらないようにするクッションの役割も担っています。

歯が抜けてしまうと、この歯根膜が一緒に失われてしまうことも多く、また、残っていても、歯がないと歯根膜に刺激が伝わりづらいため、食事をしてもその「食感」を感じることが難しくなります。

歯根膜を失ってしまうと入れ歯を使用しても食感を得られないので、食の楽しみは半減してしまいます。

自身の歯を保つことは非常に大切なことなのですね。

歯根膜は歯ぎしりなどの強い力が継続的に加わることで破壊されることもあり、そのような時に「歯根膜炎」が起き、痛みを感じることもあります。

むし歯かな、と思っていたら、実は歯根膜炎だった…ということがありますので、痛みを感じたらなるべく早く受診してくださいね

4月・5月の医院からのお知らせ

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4月の診療スケジュール

休診日

5日(水)・12日(水)・19日(水)

 午後休診

 26日(水)

    • その他のお休みは、日曜日と祝日です。

5月の診療スケジュール

休診日

 6日(土)・10日(水)・17日(水)
24日(水)・31日(水)

  午後休診

 

  • その他のお休みは、日曜日と祝日です。

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2月の医院からのお知らせ

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休診日のお知らせ

1日(水)・15日(水)休診となります。

8日(水)・22日(水)午後休診になります。

※その他、日曜日・祝日休診とさせていただきます。

 

 

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ドライマウスについて

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こんにちは。新しい年になり、間もなく1か月が経とうとしています。

本年もみなさまの健康のお手伝いをするべく、スタッフ一同邁進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

ドライマウスは、口腔内が乾燥してしまう病気で、加齢や病気などで唾液の分泌量が減少することで起こります。

また、上下の前歯が嚙み合っていない方や上顎前突(いわゆる出っ歯)の方は口をずっと閉じていられず、無意識のうちに口が開いていることも多く、いつの間にか正しい呼吸法である鼻呼吸ではなく、口呼吸となってしまい、乾燥した空気がお口の中に直接入り込んでしまいます。

特に乾燥する冬は注意が必要です。また、お年寄りなどは、口唇の筋肉が衰えて口が開いたままになってしまうことがあります。 

これから始まる花粉症の季節には、「抗ヒスタミン薬」を服用する方も増えますが、抗ヒスタミン薬をはじめとするいろいろな薬の副作用にも「唾液分泌の減少」があります。

唾液量が減少すると…

・お口の中が渇く

・口腔内の細菌が増える

・口がねばねばする

・むし歯や歯周病が進行する

・口臭がきつくなる

・味覚の減少

・話しづらい

・嚙みづらい

・飲み込みづらい

・入れ歯が装着しづらい

等の症状があります。

 

今年はコロナ渦になって鳴りを潜めていたインフルエンザも流行しています。

口腔内が乾燥すると細菌が増殖し、むし歯や歯周病などのお口の中の病気だけでなく、その細菌が体中に広がりさまざまな病気を引き起こす原因にもなるため、お口の中の環境を整えることは病気の予防になります。

口が開いたままになりやすい人はお部屋の中を加湿し、マスクをつけるなどの対応を積極的に行いましょう。

歯並びに問題がある人は歯列矯正を行うことが根本的な対策となります。ドライマウスの原因に対し、適切な対応をとるように心がけましょう!

年末年始の休診日のご案内

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年末年始の休診日のお知らせ

12月28日(水)~1月3日(火)年末年始のため、休診となります。
1月4日午前のみ診療となります。

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12月・1月の医院からのお知らせ

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12月の診療スケジュール

休診日

7日(水)・14日(水)・21日(水)・28日(水)

 年末休診日

 29日(木)・30日(金)・31日(土)

    • その他のお休みは、日曜日と祝日です。

1月の診療スケジュール

休診日

 2日(月)・3日(火)・18日(水)・25日(水)

  午後休診

 4日(水)・11日(金)

  • その他のお休みは、日曜日と祝日です。

当院の診療スケジュールは、
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歯磨き間違っていませんか?

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早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。

年末に向けて慌ただしくされている方も多いのではないでしょうか。

今回は、年を越す前にぜひとも読んでいただきたいブログです。
ぜひ最後までご覧ください。

さて突然ですが、皆さんは歯磨きを1日何回されていますか?

大半の方は、1日に2回か3回くらいではないでしょうか。

回数を決めて、歯磨きを習慣的に行うのは大変すばらしいことです。

ですが、実は多くの人が1分か2分程度「サーッ」と歯磨きを終えてしまっているようです。

忙しい中歯を磨く習慣を続けるというのは大変なことですが、
口の中に歯ブラシを滑り込ませる程度にパパっと終わらせてしまう歯磨きでは、虫歯歯周病予防する上ではあまり効果的とは言えません。

当たり前のように感じると思いますが、歯磨き大切なポイントは、「きちんと汚れを落としきること」
そしてその汚れをしっかり落とすタイミングというのがとても重要です。

1日の中で一番大切なのは「夜寝る前」の歯磨きです。

極端な話ですが、夜寝る前歯磨きさえしっかりとできていれば、1日に1回の歯磨きでも虫歯歯周病予防することは可能です。

なぜなら、虫歯歯周病は就寝中の唾液の分泌が落ちている時が一番発症しやすく、進行しやすいからです。

1日3回磨き残しだらけよりも、
1日に1回夜寝る前に、時間をかけてじっくりと隅々まで汚れを落とす方がよっぽど効果的というわけですね。

ちなみに歯の汚れを隅々まで落とすためには10分〜15分ほど歯磨きの時間が必要だとされています。

鏡の前で10分以上だと少しきついかもしれません。
そんなときはお風呂に入りながらテレビを見ながら、でも構いません。

夜寝る前時間をかけて丁寧に磨く習慣をつければ朝や昼に行う歯磨きは短くても大丈夫です。

磨き残しが気になる方は、ぜひ年を越す前にメインテナンスへご来院ください。

お口の中スッキリして良い年をお迎えください♪

顎(がく)関節症を防ぎましょう

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こんにちは。気温もグッと下がってきた今日この頃、暖かい部屋でゆっくり…なんていう休日の過ごし方もたまにはいいものですよね。

家でのんびりしている時、皆さんは何をしていますか?

TVYouTube見たり本を読んだり…なんていう方、結構多いのではないでしょうか。

そんな時、ついうっかり頬杖をついたりしていませんか?

頬杖をつくと、片側の顎に大きな負担がかかり、(がく)関節症になったり、顎がズレて顔がゆがんだりすることがあります。

(もちろん両手で頬杖をついても顎に大きな負担がかかることには変わりありません!

頬杖をつくのを防ぐためには、姿勢を良く保つこと

背筋を伸ばしていれば頬杖はつけません。

そもそも猫背で長時間過ごしていたら、体全体がゆがんでしまいそうですよね。

また、起きている時だけでなく、眠るときの姿勢にも注意が必要です。

人はそれぞれ眠りやすい向きがあるものですが、横向きがお好きな方は要注意です。

頭の重さは体重のおよそ10%ほどと言われます。

例えば体重60kgだと6kg

その重さが一晩中片方の顎にかかっていることになり、やはり顎のズレなどの原因となります。

また、仰向け寝でも、枕が高すぎるとやはり顎に負担がかかりますので、良くありません。

関節症が悪化してくると…?

・顎がカクカク鳴る

・顎関節が痛む

・口が開けづらい

・顎がロックされる

・頭痛がする

などの症状が現れます。

このような症状が出る前にできる予防はしておきましょう。

もしも気になる症状などがありましたら歯科にご相談くださいね。

11月・12月の医院からのお知らせ

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11月の診療スケジュール

休診日

 9日(水)・16日(水)・30日(水)

  午後休診

 2日(水)・11日(金)

  • その他のお休みは、日曜日と祝日です。

12月の診療スケジュール

休診日

7日(水)・14日(水)・21日(水)・28日(水)

 年末休診日

 29日(木)・30日(金)・31日(土)

    • その他のお休みは、日曜日と祝日です。

当院の診療スケジュールは、
トップページのカレンダーからもご確認いただけます。

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妊娠中のお口のケアの重要性

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こんにちは。秋も深まり、過ごしやすい季節がやってきました。

今年も秋の味覚さんまは高騰しているようですが、美味しいものをたくさん食べて冬に備えたいですね。

 

さて、本題です。

妊娠中は体の変化が著しく、お口の中の衛生状態が悪くなりがちです。

よく見られる状態としては、下記のようになります。

ホルモンバランスの変化により、唾液が減り、粘つく。

つわり歯磨きがしっかりできない。

・つわりによる食事の好みの変化。(すっぱいものを好むようになる傾向がある)

・一度に食べられる量が減り、ちょこちょこ食べになる。

このような状態は歯周病菌の繁殖やお口の中の酸性化を招き、歯周病むし歯の悪化を招きます。

 

歯周病菌はプロスタグランジンという、陣痛の時に分泌される子宮収縮作用がある物質の分泌増加を誘発するため、早産・低体重児出産の危険性が高まります。

このようなことを未然に防ぐためにも、妊娠中のお口のケアは非常に重要になります。

妊娠中はいつでも同じように治療ができるわけではありません。

妊娠初期・中期・後期と、その時期によってできること、できない(控えたほうが良い)こと、注意するべきことなどが違います。

使用する薬剤や体調等、さまざまなことに配慮が必要なため、受診する際は妊娠何週目なのかを必ず教えてください。

産婦人科の先生にも歯科治療を受けることを事前に伝えておき、歯科受診時の注意事項が出ていましたらこちらも治療前に教えてください。

 

また、妊娠中は時期に関係なくいつ何時、入院になるかわからないものです。

妊娠を計画されている場合は特に、日頃から歯科で歯周病やむし歯の治療を受けておくことをおすすめいたします。

 

治療を進める際は都度しっかりと説明はさせていただきますが、妊娠中は特に不安になることが多いものです。

心配なことや困っていること、疑問などがありましたら遠慮なくお聞きくださいね。