食事中のむせは危険サイン?家族で知りたい誤嚥性肺炎

こんにちは。院長の黒木です。店先から漂う焼き芋の甘い香りに、足を止めたくなる季節になりました。

 

半分に割ると、ふわっと立ち上る湯気と黄金色の中身。ひと口ほおばると広がるやさしい甘さに、秋の味覚を楽しむ喜びを感じます。

 

 

 

こうした食べる楽しみを支えているのが、噛むこと、そして飲み込むことです。

 

普段は意識しない働きですが、食事中にむせたり、食後に咳き込んだりすることが増えたら、もしかすると「誤嚥(ごえん)」している可能性があります。

 

 

 

 

●「むせ」や「咳き込み」は危険サイン? 誤嚥性肺炎とは

「誤嚥」とはだ液や食べものが誤って気管や肺へ入り込んでしまうこと。

 

 

 

実はこの誤嚥が原因となり、命に関わる病気を発症させてしまうことがあるので注意が必要です。その病気こそが「誤嚥性肺炎」。
誤嚥性肺炎は、だ液や食べものと一緒にお口の中の細菌が肺へ侵入することで発症します。予防するためには、飲み込む力の衰えにいち早く気づき、対策を始めることが大切です。

 

 

 

 

●トレーニングで予防!誤嚥性肺炎を防ぐ3つの工夫

誤嚥を防ぐには飲み込む力を鍛えたり、食事環境を整えたりする工夫を取り入れることが効果的です。

 

誤嚥予防(1)飲み込む力のトレーニング
「パタカラ体操」や「声を出す・歌う」などの発声練習がおすすめ。唇や舌の筋肉を鍛えることで、飲み込みをスムーズに整えます。

 

【パタカラ体操】
(1)口や舌を大きく動かしながら「パ・タ・カ・ラ」を1音ずつ5回発音します。
例)パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ

(2)「パタカラ」と通して5回発音します。
例)パタカラ、パタカラ、パタカラ‥‥

※「パ」は唇をしっかり閉じてから、「タ」は舌先を上あごにつけて、「カ」はのどの奥に力を入れて、「ラ」は舌先を上の前歯の裏につけて発音するのがポイントです。

 

 

 

誤嚥予防(2)食事の姿勢の工夫
軽くあごを引いて背筋を伸ばし、足を床につけて安定させます。食事中のおしゃべりも控えめにしましょう。

 

誤嚥予防(3)お口の乾燥対策
こまめな水分補給や室内の加湿など。だ液腺マッサージでお口の潤いを保つことも有効です。

 

 

 

 

●トレーニングにプラスα!口腔ケアも効果的

この病気の発症リスクを減らすうえで、合わせて行いたいのが「口腔ケア」です。

 

 

 

口腔ケアをしっかり行うことで、お口の中の細菌の数が少なくなるため、誤嚥性肺炎の予防には欠かせません。
ある調査では、毎日の歯みがきに加えて歯科医師によるケアを受けたグループは、そうでないグループに比べて発症率が約4割も低かったことがわかっています。
口腔内の細菌が肺に入ることで起こる病気だからこそ、日々の歯みがきや歯科医院でのケアで原因菌を減らしておくことが、リスク軽減の近道になります。

 

 

飲み込む力が衰えがちな高齢期こそ、日々のトレーニングや口腔ケアが全身の健康、ひいては命を守ることに直結します。ご自身やご家族の「むせ」が気になるときや、ケア方法にお悩みの際は、いつでもお気軽に当院へご相談ください。

 

 

黒木歯科医院
〒891-0114
鹿児島県鹿児島市小松原1丁目5−5
TEL:099-267-8411
URL:http://kagoshima-kuroki-dc.com/
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10・11月の診察スケジュールのお知らせ

鹿児島市の黒木歯科医院です。

10月の診療スケジュール

休診日

日曜日・祝日・7日(水)21日(水)28日(水)

その他

10日(土)24日(土) 午後2時までの診療

31日(土) 午後1時までの診療

11月の診療スケジュール

休診日

日曜日・祝日・2日(月)11日(水)18日(水)

午後休診

4日(水)25日(水)

その他

10日(火)24日(火) 午後2時までの診療

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インフルエンザシーズンがやってきました

鹿児島市の黒木歯科医院です。

ハロウィンのかぼちゃの人形と紅葉の落ち葉、秋の季節感を表す写真

みなさんこんにちは。今年は残暑もそこそこに、急に季節が秋になってしまったような気がします。それでも急に気温が上がったりする⽇もあり、気温差が激しく、⾝体がついていきませんね。体調に気を付けて、短い秋を楽しみしょう。

今年は例年よりも早くからインフルエンザが流⾏っており、これからより⼀層流⾏すると思われます。インフル予防にはワクチン接種や⼿洗い、うがいが⼤切なのは誰でも知っているところですが、お⼝の中を清潔に保つ(⼝腔ケアをする)ことは感染症の予防にとても有効なのはご存知でしょうか。

【どうして⼝腔ケアが予防になるの?】

歯の表面に付着した歯垢(プラーク)・バイオフィルム・細菌・歯石の位置関係を示す断面図

誰でもお⼝の中には⾮常に多くの細菌がいます。その細菌が⾷べ物のカスなどと合わさってできてしまったものが「⻭垢」です。その細菌の中にはむし⻭の原因菌や⻭周病菌などはもちろん、インフルエンザウイルスなど、⾊々な病気の原因菌も含まれています。⻭垢の中に含まれる細菌は「プロテアーゼ」という酵素を出し、病原菌が気道の粘膜から取り込まれやすくしてしまう特性を持っています。⼝腔ケアをしっかり⾏うことはこの酵素を減らすことにつながります。

【セルフケアとプロフェッショナルケアでインフル予防を】

歯科医院で女性患者が歯科衛生士による口腔ケア(クリーニング)を受けている様子

⻭垢はある程度⽇頃の⻭磨きで取り除くことが可能ですが、少しずつ残ってしまった⻭垢が固まり、⻭⽯になってしまうと⾃分で取り除くことができないので、⻭科衛⽣⼠による⼝腔ケアで⻭⽯除去を受ける必要があります。20年ほど前ですが、⻭科衛⽣⼠よる⼝腔ケアを受けた⼈のインフルエンザ発症率が受けていない⼈の10分の1になったという調査報告があります。

これからどんどん乾燥し、寒くなります。本格的なインフルエンザのシーズンになる前に⻭科でのプロフェッショナルケアを受けてみてはいかがでしょうか。

妊娠中は歯医者に行ける?行けない?知っておきたいお口のケア

こんにちは。院長の黒木です。9月の敬老の日には、離れて暮らす祖父母へ電話をしたり、家族で食卓を囲んだりする方も多いでしょう。昔の写真を眺めていると、家族の歴史が少しずつ受け継がれてきたことを感じます。

 

 

 

一方で【新しい家族】が加わることもあります。そう、妊娠・出産です。

 

嬉しい気持ちとともに、気になることも増えていきますが、実は意外と迷いやすいのが、妊娠中の歯科受診です。 そこで今回は、妊娠中の歯科治療についてご紹介します。

 

 

 

 

●妊娠中のお口トラブル、赤ちゃんにも影響?

妊娠をきっかけに、「歯ぐきから血が出る」「むし歯が増えた」といったトラブルに悩む妊婦さんは少なくありません。妊娠中はつわりで歯みがきが難しくなることに加え、ホルモンバランスの変化によってお口の環境も変わりやすい時期。
「出産準備で頭がいっぱい!」と、ご自身のケアは後回しになりがちですが、この時期のお口トラブルは、お母さんと赤ちゃんの双方の健康にも関わります。

 

 

 

たとえば、妊娠中に歯周病が進行すると、早産や低体重児出産に繋がる可能性があるという報告があります。また、むし歯や歯ぐきの腫れに伴う「痛みのストレス」は、お母さんの心身に大きな負担をかけてしまいます。

 

 

 

 

●麻酔やレントゲンは大丈夫?妊娠中の歯科治療

とはいえ、お口のトラブルに気づいても「赤ちゃんに悪影響があるのでは?」と心配で、受診をためらうお母さんも多いでしょう。しかし、妊娠中であっても「安定期(妊娠中期:16〜27週)」であれば、むし歯治療など一般的な治療は問題なく受けられます。

 

不安の理由になりやすい麻酔やレントゲンも、この時期であればほとんど心配はありません。歯科の麻酔は量も少なく、効き目は限定的。レントゲンの撮影範囲はお口周辺に限られ、放射線量もごくわずかです。

 

 

 

いずれも必要性を十分に検討したうえで実施しますので、安心して治療を受けていただけます。

 

 

 

 

●「安定期」に入ったら、お口のチェックを

「出産して落ち着いたら歯医者へ行こう」と考えていても、産後は日々赤ちゃんのお世話に追われて、かえって歯科医院から足が遠のいてしまうもの。
だからこそ、体調が落ち着く安定期のうちに、歯科医院でお口のチェックを受けておくことをおすすめします。

 

 

 

気になることがあるときはもちろん、特に症状がなくてもプロの目で一度しっかり確認してもらうことで、妊娠中のトラブルを未然に防ぐことができます。安全に受診していただけるようサポートしますので、母子手帳をお持ちのうえ、お気軽にご相談ください。

 

 

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ご家族も一緒に!入れ歯やブリッジのケア

鹿児島市の黒木歯科医院です。

秋のコスモス畑に咲くピンク色のコスモス

こんにちは。9月になってもまだまだ暑いは続きます。涼しくなってくるまであと少し。夏の疲れがたまっている頃ですので、くれぐれもご自愛くださいね。

今年も敬老の日が近づいてきましたが、年齢を重ねた方は入れ歯やブリッジを利用していることがとても多いものです。敬老の日をきっかけに、今一度正しいお手入れを確認しておきましょう。

【入れ歯をお使いの方】

入れ歯のお手入れ方法を示す義歯専用ブラシと義歯洗浄剤のイラスト

食後は入れ歯を外して清掃します。義歯に傷がつくと細菌が入り込んでしまいますので、できれば義歯専用のブラシを使用して磨いてください。就寝時は外して歯ぐきを休ませてあげ、義歯は義歯洗浄剤に浸けて洗浄します。痛みや外れやすいなどの不具合があるまま使い続けないようにしましょう。

【ブリッジをお使いの方】

ブリッジの清掃に使用する歯ブラシや歯間ブラシなどの補助清掃用具のイラスト

人工歯の下や支えになっている歯(支台歯)との境目に汚れが残りやすいため、歯ブラシだけでなく補助清掃用具を使用してしっかり清掃することが大切です。

  • 歯間ブラシ:歯と支台歯の間の清掃や隙間が見えるところに
  • デンタルフロス:ブリッジの人工歯の下部分、歯間ブラシが入らない隙間など、より細かい部分に
  • 部分みがき用の小さな歯ブラシ(タフトブラシ)もあると便利です

正しいお手入れをすることは入れ歯やブリッジが⾧持ちするのはもちろん、残っている歯の健康や口臭の軽減にもつながりますので、毎日の習慣として行ってくださいね。

敬老の日は普段は別々に暮らすご家族と一緒に食事をする機会が増えますね。高齢者ご本人ではなく、ご家族だからこそ気づきやすい不具合のサインもあります。

敬老の日に家族で食事をしながら高齢者の入れ歯やお口の状態を確認する様子

  • 以前に比べて食事に時間がかかるようになった
  • かみにくそうにしている
  • 片側でかんでいる
  • しゃべりづらそうに見える
  • 口元を気にするようになった

このような様子が見られるようであれば、入れ歯やブリッジに不具合が起きていたり、残存歯の不調などが隠れているかもしれません。ご本人は慣れてしまって気づいていないこともあります。敬老の日をきっかけに、ご家族も一緒にお口の状態を見直してみましょう。

9・10月の診察スケジュールのお知らせ

鹿児島市の黒木歯科医院です。

9月の診療スケジュール

休診日

水曜日・日曜日・祝日

その他

12日(土)26日(土) 午後2時までの診療

10月の診療スケジュール

休診日

日曜日・祝日・7日(水)21日(水)28日(水)

その他

10日(土)24日(土) 午後2時までの診療

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たくさん噛むと心も身体も健康に!噛むことのメリットとは

こんにちは。院長の黒木です。8月になると、夏祭りの屋台から漂う焼きとうもろこしの香ばしい匂いに、つい足を止めたくなることがあります。熱々の粒を少しずつかじると、焦げたしょうゆの香りと、とうもろこしの甘みがじんわり広がります。

 

 

 

このように、食べものはよく噛んで味わうことでしっかりおいしさを感じられるようになりますが、実は「よく噛むこと」は、それだけでなく身体にとってさまざまな「うれしい働き」につながります。

 

 

 

 

●「よく噛む」ことは健康的!

「よく噛む」ことは、特別な道具もお金もいらず、毎日の食事からすぐに始められる手軽な健康習慣です。というのも、私たちが普段何気なく繰り返している「噛む」動作には、実に多くの健康効果が隠されているからです。

 

 

 

代表的なのは、消化を助ける働きです。よく噛んで食べものを細かくすることで消化がスムーズになり、胃や腸への負担を大きく減らすことができます。

 

また、噛む回数が増えることで「だ液」がしっかりと分泌される点も見逃せません。
だ液には、お口の中の汚れや細菌を洗い流す「自浄作用」があるため、毎日の歯みがきとあわせてむし歯や歯周病、口臭の予防に大きく役立ちます。

 

 

 

 

●よく噛むことはダイエットにもなる!

よく噛むことは、食べ過ぎ防止にも効果的です。ゆっくりと噛んで食べることで脳の満腹中枢が刺激され、少量でも満足感が得られます。自然と食べる量が整うため、ダイエットや体型維持を目指す方にもおすすめの習慣です。

 

 

 

さらに、よく噛めば噛むほど食材本来の味わいが引き出されるので、いつもの食事がぐっとおいしく、豊かなものに感じられます。

 

 

 

 

●「記憶力アップ」「気分リフレッシュ」の効果も

よく噛むことのメリットは、お口や身体の健康だけに留まりません。噛む刺激は直接脳へと伝わり、血流を促進します。その結果、記憶力や判断力といった脳の働きが活発になることがわかっています。

 

また、一定のリズムで「噛む」という動作には、気分を切り替えたり、リラックスを促したりする効果もあると言われています。毎日の食事の時間が、心身のバランスを優しく整える大切なひとときにもなるのです。

 

 

このようによく噛んで食事をすることには
・胃や腸の負担軽減
・むし歯や歯周病、口臭予防の効果
・ダイエット効果
・記憶力アップ
・リラックス効果
など、さまざまなメリットがあります。

 

 

これらはすべて「しっかり噛める健康なお口」があってこそ得られるものです。しかし、噛む力は自分でも気づかないうちに少しずつ衰えてしまうことがあります。
そうならないよう、日頃からよく噛んで食事をすることがとても大切。具体的には一口食べるごとに30回噛む事を意識しましょう。早食いになりがちな方は、まずは「いつもより5~10回多く噛むこと」を意識することから始めてみてください。

 

しっかりと噛んで食べることで、いつまでもおいしく食事が楽しめる健康な歯を一緒に守っていきましょう。

 

 

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8・9月の診察スケジュールのお知らせ

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8月の診療スケジュール

休診日

日曜日・祝日・5日(水)10日(月) 14日(金)15日(土)19日(水)27日(木)

午後休診

13日(木)

その他

1日(土) 午後1時までの診療

8日(土)29日(土) 午後2時までの診療

26日(水) 午後6時までの診療

 
 

9月の診療スケジュール

休診日

水曜日・日曜日・祝日

その他

12日(土)26日(土) 午後2時までの診療

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夏の暑さと「お口や入れ歯のトラブル」

鹿児島市の黒木歯科医院です。

 夏の暑さと熱中症・脱水対策を呼びかける海辺の風景

こんにちは。

真っ青な空が広がり、いよいよ夏の暑さが本格的になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今年の夏もとても暑くなりそうです。しっかり食べてよく眠り、熱中症にはくれぐれも気を付けて、元気に過ごしましょう。

よく汗をかく夏は体の水分が失われやすい季節。脱水が進むと、体だけでなく唾液も減り、お口の中が乾きやすくなります。
唾液には、さまざまな役割があり、消化を助けたり抗菌作用でお口の中を清潔に保ったりすることをはじめ、潤いでお口の動きをなめらかにして、しゃべりやすくしたり、入れ歯と歯肉のクッションの役割をしたりしています。
そのため、唾液が減ると入れ歯と歯肉がこすれて痛みが出たり、外れやすくなったりしやすくなります。

 夏の脱水や口腔乾燥を防ぐためこまめに水分補給する女性

「口の中がネバネバする」「しゃべりづらい」「食べ物が飲み込みにくい」といった感じがあれば、唾液が減ってお口が乾いている合図です。
そうなる前に、のどが渇いていなくてもこまめに少しづつお水や麦茶などの水分をとることが大切です。
スポーツドリンクやジュースを繰り返し飲むのはむし歯を招きやすいのでよくありません。
このようなものを飲んだ後は水やお茶をお口に含んで、お口の中の糖分を洗い流すようにしましょう。

 唾液減少によるむし歯・歯周病・口臭リスクを表すイラスト

お口の中の乾燥が続くと唾液の抗菌作用が低下するため、むし歯や歯周病、口内炎や口臭などのリスクも高まります。
特にエアコンがきいた部屋は室内の空気が乾燥し、お口が乾きやすくなるので、つい口呼吸をしがちな方は注意が必要です。
夏は暑さから体調の変化や体重減少が起こりやすく、今まで使っていた入れ歯が合わなくなることがあります。
使いづらい入れ歯は食欲も低下させます。
歯科ではお口に合わせて入れ歯の調整を行うことができますので、我慢せず、お気軽に歯科に相談してください。